ユビキタスという用語はユビキタスに存在するよね
と思った。
先月のCEATECなんかでもそうだったんだけど,言葉とデバイスだけ異様にばら撒かれてる。
メーカ側として,ユーザがしたい「体験」とは何なのか,を例示することができないことを
如実に示しているんだろうなぁ,と思った。
ところで,ふと思った疑問:
- ある人物Aがいたとして,Aにとって「ユビキタス」なものは,Bにとっても「ユビキタス」なんだろうか?
- あるセンサXがあったとして,そのセンサを「あのセンサ」と呼んだ場合に,「あのセンサ」というフレーズだけで,実際のセンサXを判別できる人(または機械)の範囲,は,どうあるべきなんだろうか?
- 結局,名前空間をどう扱うのかという話な気がしてきたけれど,今までの,ベクトルベースの指示語(相対距離での指示語:「あれ」「これ」「それ」,時間での指示語:「いま」「さっき」「もうすぐ」等々)をうまく包含しつつ,新たな空間概念内での「あれ」や「これ」をも含むことの出来る,指示語のスキーマ,みたいなものっていうのが必要なのかな?そういうのはもしかしてもうある?
.......引き続き思考中。