んで自分も電車事故に巻き込まれてみる。

府中の免許試験場での手続きが終わってから,「さて,今日はなにして過ごそうか」と悩んだあげく,電車の中吊り広告にあった「唐招提寺展」にでも行こうと,とりあえず多磨霊園駅に出て京王線に乗ろうとおもったら,電車が止まってます.....。なんでも,飛田給駅で人身事故だとか。まぁ,割とすぐに動き出していたので,次の電車を待って乗るか,なんて思い,乗ってみると,飛田給駅手前で,輸送司令の指示で最徐行になります。まぁ仕方ないよね...と思いながら前を見ると*1,線路脇に,とってもありがちな,ちょっと盛り上がった白いシーツが。たまたま,救急隊による搬出のタイミングに遭遇したらしく,電車はその場,要するにもろに事故現場,でしばらく停車します。さすがにちょっと目をそむけながら,あぁ,お気の毒*2...と思っていたら,隣からとんでもない声が。
「お父さん,お父さん,見えないよ!」
「ほら,あれ,線路の横の白いのあるだろ?あれの中に人がいるんだよ」
なんと,幼稚園年長組〜小1ぐらいの子供に,親が,どれが犠牲者か指差して示してます。まるで,正しいやじうまのあり方講座。
ありえねぇ。仮にも人一人死んでるんだぞ。普通,「見ちゃだめ!」とか,「かわいそうに死んじゃったんだよ」とか「天国にいけるようにお祈りしてあげようね」とか,なんかもうちょっと教育的にマシな行動があると思うのですが。
かなり脱力....。

*1:多磨霊園駅で先頭車に乗ってたので

*2:とはいえ,位置を考えると,本人の自業自得的な事故,踏み切りの無謀横断かホームからの飛び込みかと見受けられますが.....。